大事なことだけちゃんとやれ!

今日はとにかく思考量が多かった。本を読んでいても、考えながら読んでいるので時間はかかる。しかし、アウトプットとインプットのバランスが心地よい。

大事なことだけ、ちゃんとやれ!―ゼロ成長企業を変えた経営の鉄則

大事なことだけ、ちゃんとやれ!―ゼロ成長企業を変えた経営の鉄則

再読した。読んでいるとアイデアがとめどなく溢れてきて、必死にメモり、考えた。あっという間に2時間以上が経っていた。まさにフロー状態だ。
最近は、新しいコンセプトを売りにしたビジネス書は読む気がしない。実際に実行できないからだ。知識の欠片だけをひたすら蓄積しても仕方がない。実行して結果が変わることがすべてだ。そういう意味で、アメリカというサバイバル社会で実績をあげてきた経営者(決して派手さはないが)の本は参考になる。彼らは基本を重視し、考え方は極めてシンプルである。

幼児化するヒト - 「永遠のコドモ」進化論

幼児化するヒト - 「永遠のコドモ」進化論

読了していないが、これまたおもしろい。普通に生活していたら、絶対こんなテーマは真剣に考えることはないだろう。
イギリスの動物学者が書いた人間の進化にまつわる話だ。著者によると、人間は成長が幼児レベルで止まるよう遺伝子を発達(?)させてきたらしい。子供の集まりでいることによって、過度の競争や排除をすることなく和気あいあいと共同生活ができるからだ。つまりは、集団で助け合い、協力することによって外敵から身を守ることができ、無防備な平原で生存競争を生き残ることができたのだ。これはとても意味深い。驚いたのは、人間に近いといわれるチンパンジーが、実態はまるでヤクザ社会のような殺伐とした集団で生活しているということだ。続きの展開が楽しみだ。